
ついに高速教習を無事に終えたので、あとは山岳教習とみきわめにで第二段階の技能はすべて終了みたいですね。
いやあ、それにしてもここまで長い道のりでした。
最初第一段階でつまずいた時は、もう免許は無理かも知れないとあきらめそうでしたからね。
まあとりあえずは今日も無事にハンコが貰えるように頑張りますかね。
いつものごとく地下の練習場に向かいます。
インパクト抜群の教官が登場

何気に最近はひどい教官はつかまされてないなあと思いつつ教官が来るのを待ちます。
そして時間になり現れた教官は・・・
(。・´д`・。)エェ~
パンチパーマに金縁メガネさらにガタイも良く目つきも鋭い、誰がどう見ても怖いお方ですねこれは。
それにしてもこの教習所、個性的な教官が多すぎます。
私も本能的に危険を察知し、今日はどんなことがあっても絶対にこのお方を怒らせてはいけない、そう決意します。
まずは慎重に「よろしくお願いします」といつもの倍くらい頭を下げて挨拶します。
挨拶も無事に終わり、車に乗る様に指示されます。
車内での説明によると今回は特別項目の山岳教習を行うとのこと。
これは地域によって教習内容が変わり、山道、雪道、都市高速道路等、それぞれ教習所毎に違うそうです。
この界隈は、田舎で雪が降らなくて周りが山だらけなので、山岳教習一択なわけですね。
とりあえずすぐ近くに山があるそうなので、すぐに出発しました。
出発してから気づいたんですが、この教官やけに気さくに話しかけてくれますね。
見た目がお笑い芸人風の教官が怖かったり、見た目がいかつい教官がやさしかったりでわけがわかりません。
そして山道に到着

道中の細い道で対向車が来た場合、どちらかが下がって道を譲らなければいけないとのこと。
やばい、バックは苦手もいいところ。
さらにバックにカーブが加わるとハンドルをどっちに切っていいのかわかりませんよ。
教官曰く、日ごろの行いが良ければ対向車は来ないので大丈夫らしいのだが・・・
まあ、いざという時は教官が車から降りて話をつけるとのこと。
なるほど頼りになります。
第三者から見たらこの教官は完全に怖いお方なわけで、なんとなくこの教官が山道担当なのが理解できました。
まさに適材適所ですかね。
そんな事を考えつつ狭い道の山道をぐるぐる回ります。
途中で対向車とすれ違ったのですが、運よくちょうど太い道でラッキーでした。
その後は教官と世間話をしながら無事に下山に成功。
道中で教官の仕事について聞いたのですが、繁盛期は朝から晩まで週6出勤で大変みたいですね。
残業手当はしっかり出るそうなんですが、教習中に過労で意識を失いそうになった事もあるそうで、体力的にも精神的にもきつい仕事みたいですね。
やはり教習生もしんどいんですが、教官もしんどいみたいですね。
そんなこんなで無事に教習所に帰還しハンコが貰えました。
みきわめ

ついに第二段階のみきわめですね。
まださっぱり運転の自信はないのですが、ついに来てしまいました。
とりあえずは免許を取ることが最大目標なので、みきわめも卒業検定も乗り越えなければなりません。
第一段階のみきわめがそんなに堅苦しいものではなかったので、今日はそこそこ落ち着いています。
無事に受かればおそらく最後になるであろう配車を済ませ、練習場へ向かいます。
そして時間になり現れた教官は・・・
(^◇^)よかった。教え方のものすごく上手い、元警察官の名教官でした。
先ほどが怖~いお方だったので、なんとも対照的ですね。
まずはいよいよ卒業だねえなんて話をしながら、本日の説明を受けます。
どうやらいつもの練習コースのうち、最も得意なコースを走ればいいらしいですね。
その後に縦列駐車と方向転換を見てみきわめるそうです。
しかしここで疑問が。
卒業検定では3つのコースのうちどこを走るかわからないわけで、苦手なコースを練習しておいたほうがいいのでは?
すると教官が答えます。
「ああ、ウチの教習所は不思議と生徒の最も得意なコースが検定のコースになるんですよ。縦列駐車や方向転換なんかも生徒の苦手なとこは当たらないんですよ。もちろん偶然ですよ、偶然。まあそんなわけで、みきわめの時に得意なコースを聞いてるんですよ。」
こ、これはお代官様助かります。
何気に仮免で落ちてしまったので、卒業検定も不安でしたがこれならなんとかなりそうです。
さらに詳しく話を聞いてみると、最近の生徒はここまでやってあげないと卒業できないそうです(・´ω`・)困ッタネェ
この不景気の世の中教習所業界も大変みたいですね。
そんな話をしつつ無事に最も得意なコースを走り終えました。
なにせひたすら広い道をほとんどまっすぐに走るだけのコースですからね。
その後、縦列駐車をやって終了です。
そしてみきわめの結果は良好とのこと。
あまりにもあっさりしすぎてて少し複雑な気分ですね・・・
最後に検定の説明が

最後に教官から検定について話がありました。
「おそらく検定のコースは今日走ったコース&縦列駐車になります。もちろん意図的な操作はなく、たまたまそんな予感がするだけですがね。今日と同じ内容で走ればまず大丈夫なので無事卒業してくださいね。」
とりあえず私は一発で卒業検定に受かりそうな気がしてきたのでこの日は嬉しかったです。
落ちたら時間とお金がどんどん失われていきますからね。
最初はとんでもないブラック教習所だと思ってましたが、私みたいにとりあえず免許さえ取れればいい人にとっては素晴らしい教習所かも知れませんね。
あとは運命の卒検を待つのみです。