
さて、今日から自動車学校に通い始めなければなりません。
なぜいまいち気乗りがしないのかと言うと、車に全く興味が無いからですね。
しかし仕事場が東京から某地方都市へ変わったので、免許証を取らざるを得ないんですよね。
東京に住んでる時は車なんか全く必要なかったのに、地方だと完全に車社会で車が無いと生活が成り立たないのが辛い所です。
とりあえずインターネットで今日のお昼の12時に自動車学校の入校式の予約を入れてあります。
料金はどこも似たり寄ったりだったので、家から最も近い自転車で10分くらいの所を選びました。
当日は入校式の始まる30分前には受付に来てくださいと案内があったので、11時30分には学校に到着しましたよ。
いざ受付へ
そして受付に行くと、教習所のシステムや料金そして本日の流れを説明されました。
なるほど入校式と言っても、事務的な手続きや適性検査、学校の簡単な案内とかそれだけなんですね。
よかった(^◇^)
小学校や中学校みたいに堅苦しい感じの式ではないみたいです。さっそく事務手続きに執りかかります。
とその前に視力検査があるとの事。
コンタクトレンズで両眼1.0はあるのでこれは全く問題なし。
ちなみに合格基準は両眼で0.7以上かつ、片眼がそれぞれ0.3以上らしいです。
また片眼の視力が0.3に満たない、もしくは片眼が見えない方は他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.7以上あれば問題ないらしいです。
最後に赤、青、黄色が見えるかどうかの色の検査もありました。
自動車学校入校時の注意点
- 住民票(本籍地記載)
- 本人だと確認できるパスポート、保険証、学生証など(免許証を持っている人は免許証)
- 印鑑(認め印)
- 写真5枚(入校日に学校でも撮影出来ました※別料金)
- 入学申込金、教習料金
これらがあれば、手続き自体はスムーズに終わるはずです。
この手続きの時に学校側から免許取得日数や、入学から卒業までに必要な費用について説明があり各自料金プランを決めます。
実はここで適当にプランを決めてしまうと、後々後悔してしまうのです。
なぜならばよくあるプランに「AT限定最短14日、料金は28万円」みたいなパターンがありますが、現実はなかなかこの謳い文句通りにはいきません。
これはあくまでもすべての教習や試験をすべてストレートで合格した場合の話で、みんながみんなストレートで卒業できるわけではありません。(とくにMTの場合は)
例えば技能教習でハンコを貰えなければ補習になるし、検定に落ちれば再試験になるわけです。
もちろん補習料金も再試験の料金もかかるわけで、免許取得日数もどんどん遅れていきます。
ちなみに私は「AT限定スピードコース16日プラン 料金は30万円くらい」で入校して、実際に卒業するまでに30日以上の期間と35万円くらいの料金がかかりました。
最初からあと2万円多く払っておけば「安心保険パック」が付き、補習料金も再試験の料金もかからなかったわけで今となっては後悔してます。(補習料金や再試験の料金はだいたい五千円前後が相場です。検定に落ちた場合、補習+再試験となるため少なくとも一万円以上の出費になる。最悪の場合、追加費用が多く免許取得を断念するケースもあり得る。)
私と同じ失敗をしないためにも、トータル的な費用で賢く計算をして教習所やプランを選んだほうがいいでしょう。
また卒業までに時間がかかってしまった理由ですが、技能教習の補習を受けたり仮免の修了検定に落ちたりして予定が狂い、技能教習の予約がなかなか取れなかったからです。
これは一般的に自動車学校は1月から3月と8月9月は繁盛期な為、予約が集中するからですね。
結論として自動車学校に入校する前に、あらかじめ時間とお金に余裕を持たせておくのが最も大事なポイントになります。
本当に何が起きるかわかりません。
ありとあらゆる事態を想定しておきましょう。
ストレートで卒業できる保証は誰にもありませんからね。
入校式開始
さて話は少しそれましたが、いよいよ入校式です。
まずは担当の教官に教習原簿を貰い、教習所への通い方を色々教えてもらいます。
要点は
- 第一段階は技能の予約は一日2限まで
- 第二段階は技能の予約は一日3限まで
- 技能教習の5分前までには配車の手続きをする
- 授業は遅刻厳禁
- 教習原簿は絶対に持ち帰らない
こんな感じでした。
そして卒業までのスケジュールを決めてもらい予定表を作ってくれました。なるほどスピードコースだけあってがっつりスケジュールが詰まってますね。
今日は全部で6人の入校者がいたみたいで、本来なら校長先生の挨拶をみんなで聞かなければいけなかったらしいのですが校長はお休みのため省略するとのこと。
6人が集められ適性検査に向かいます。図形を書いたり照合したり細やかな作業でしたね。
検査の結果は総合判定で「運転することには支障ありません」らしく、いたって普通の真ん中評価でした。神経質傾向とか細かい診断も当たってて面白かったです。
適性検査が終わると教官が「以上で入校式は終わりです。学科教習1番の運転者の心得と技能前のシュミュレーターの教習は受けれる人はそのまま受けて下さい」とのこと。
どうやらこれらをあらかじめ終わらせないと、技能教習が受けられないそうなので迷わず受けます。
学科は座って話を聞くだけでハンコが貰えるので個人的には好きです。
そしてそのままシュミュレーター室へ。
まさにゲーセンそっくりな機械で、教官と音声の指示通りにやらなければいけなかったのですが、なかなかに難しかったです。
思ってたよりも車の操作は複雑で、この先運転できるかどうか不安になりました。
今日の予定はこれで終了なので、受付に原簿を返してそのまま帰りました。
まとめ
今となってはこの日がけっこう辛かった教習所の日々の始まりですね。
少なくとも私の場合は教習所選びに失敗しましたからね。
全国には甘い所や厳しい所、教官の質の高い所や低い所、様々な教習所が存在します。
教習費用を収めたあとの追加費用の有無、技能教習の予約が取れるか等、口コミや評判を調べご自分にあった教習所を探しましょう。
もちろん、より確実に免許が取得できる指定自動車教習所を選ぶのは言うまでもありません。