
この教官なんか怖い
この教官なんかうざい
この教官なんか嫌味だ 等々
自動車学校に通った事がある人ならば、ほとんどの人が1度は思った事があるのではないでしょうか。
今回はなぜ教官達がここまで嫌われてしまうのかについて書いていきたいと思います。
某地方都市の教習所の教官から聞いた話

これはとある教習所で学科の授業中に先生が教えてくれたのですが、教官達も好きで嫌われ者を演じているわけではないそうです。
その先生曰く、教官達は公安委員会から教習所での指導の仕方について厳しく教育されるそうです。
その教育内容の中の指導方法には
- 運転技術が向上するような指導
- 安全確認を徹底するような指導
- ストレス耐性をつけさせるような指導 等々、
たくさんの事柄を意識して、教習生に指導しなければなりません。もちろん生徒達が将来事故を起こさない為に必要な事なのでしょう。
さて、すでに勘のいい人は気付いたでしょう。
鬼教官の真実

そうなんです。
指定自動車学校の教官達は、偉い人からストレス耐性をつけさせるような指導をするように指示を受けています。
だから教官は運転が下手な人はもちろん、上手な人でも必ず難癖をつけ、怒ったり嫌味を言わなければなりません。
なぜならば、教習生が将来1人で道路に出た時に、ありとあらゆるストレス(無理な追い越しや追い抜き、割り込み、幅寄せ、煽り等マナーの悪いドライバーは多い)に負けないように鍛える為です。
つまり教官達は性格の悪い人が多いのではなく、偉い人の命令で教習生にストレスを与える嫌われ者を演じてくれてたわけですね。
あなただけでなく自動車学校に通った人は、ほとんどみんな教官に怒られまくってストレスや恐怖を感じてきたわけです。
いや~ この話を聞いた時あんなに嫌いだった教官がなんだか可愛く思えてきませんか。
あなたが嫌いな教官の対処法

ここまでの記事でお分かりのように、向こうは怒ったり嫌味を言うのが仕事なのです。
例えF1ドライバーでも必ず難癖をつけられ注意されます。
あらかじめ怒られるのが予測できるわけですから、素直な気持ちでハイハイ聞いてあげましょう。
あなたが将来事故を起こさないためにストレスを与えてくれてると考えれば、絶対に耐えられるはずです。
ただしブラック教官には注意

もちろん中には性格的に問題のある教官もいると思いますし、暴言や暴力、人格や人間性の否定までしてくるひどい教官もいるでしょう。
そんな場合は、馬の耳に念仏モードで右耳から左耳へ聞き流しましょう。
まともに相手にする必要は全くありません。
そしてもちろんクレームを入れたり、配車係に言ってNGにしてもらいましょう。
さらに教官の指導力もピンキリなので、自分に合った教官を探してどんどん運転技術を磨いていきましょう。
まとめ

実際に私も自動車学校に通ってる間、心が折れそうなくらい怒られました。
毎日ひたすら学校に行くのが嫌でしたね。
まあいま思えば、完全にアウトなブラック教官も何人かいましたね。
これから自動車学校や合宿免許に行く予定の人は、あらかじめインターネットで口コミや評判を調べてみるのがいいでしょう。