さて前回ようやく念願のハンコが貰えたので、今回はトータルで4回目の第一段階の技能教習になりますね。
と言ってもすでに2回乗り越してますので、実質は2時限目といったところでしょうかね。
今日はまず学科の授業があったので真面目に受けました。
技能と違って確実にハンコが貰えるのが嬉しい限りです。
そして昼食を挟み、いつものごとく地下の練習場へ向かいます。
場内教習4時限目
前回の元警察官の教官の教え方が非常に上手だったので、今回も当たればいいなあと思いつつ待合室で待機です。
すると〇〇番の方~と渋い声が・・・
ぬおっ
声も渋いですが見た目も渋い、菅原文太さん風の白髪交じりのオールバックの教官ですね。
こ これは怖いのかやさしいのか見当がつきません(・´ω`・)困ッタナァ
とりあえず「よろしくお願いします」と元気に挨拶をして教習開始です。
まずは車の中で教官から説明を受けました。
6. 時機をとらえた発進と加速
7. 目標にあわせた停止
8. カーブや曲がり角の通行
今日はこのへんをやる予定との事。とりあえずいかつい見た目とは裏腹に丁寧に説明してくれます。その後、お手本を見せるから見ててほしいとの事。
なるほど、スタート地点みたいな所から発車して、ぐるりと1周してまたスタート地点に停車すればいいみたいですね。
お手本を見る限りなんとなくできそうな気がしてたんですが、実際にやってみると意外に難しい。
車の左側の白線に沿って停車させなければいけないのですが、車の左側が見えないせいもあってかいまいち感覚がつかめません。
しかも助手席に文太兄ぃ風の教官がいるおかげで、サイドミラーがみずらいのなんの。
最終的には前方のポールが、フロントガラスの真ん中らへんに来たら停車すれば良いとのアドバイス。うーむ この教習所でしか使えない覚え方になりますね。
このようなごまかしではなく、早く本物の車両感覚を掴まねば!
50分間ひたすら同じことの繰り返しだったのでなんとか無事にハンコも貰えました。
いや~ 良かった。
無口であまりしゃべらない教官でしたけど、文太兄ぃありがとう。
場内教習5時限目
10分の休み時間を挟んで、そのまま続けての技能教習です。
水を飲みトイレも済ませました。
さて今回の教官は・・・
どうやらまたもやご年配の方ですね。
なんかニコニコとかわいらしい感じの、爽やかなおじいさんって感じの教官です。
どうやら今回は、9項目の坂道の通行を重点的にやるとの事です。
とりあえず、まずは教官がお手本を見せてくれます。
なるほど練習コースの中心部にある、坂道の真ん中付近でいったん停車し、そのまま発車すればいいみたいですね。
ATの場合、停車した後にオーバードライブのスイッチを入れ、坂道を下り終わって落ち着いたらオーバードライブのスイッチを切ればいいだけだから簡単だよ~と教えられました。
確かに説明を聞いている限り、これなら私にもできそうですね。
噂ではMTの場合、坂道は難しいと聞いていたのでATにして本当に良かったと思います。
そして実際にやってみると本当に簡単でした。
教官も「なっ 簡単じゃろ~ がはははは」と上機嫌のご様子( *´艸`)
いや~ よかったよかった
こうやって1つ1つ丁寧に教えてもらえれば、物覚えの悪い私でもついていけます。
今回も無事にハンコGETです。
教習所は深い
この日はとくに目立った出来事はなかったのですが、大事な事に気付きました。
それは教習所は運転技術以外にも、得られるものが多いなと。
だって様々な年齢の教官達を相手に、怒られたり、質問したり、お話ししたり、たまに褒められたり、励まされたり、しながら教習を受けて行くわけです。
この状況、完全に社会人デビューした直後の学生さんそのものですよね。
例えば仕事でミスをすれば上司に怒られる、仕事のわからない事を上司に質問する、仕事の休憩中に同僚とお話しする、仕事の成果をたまに褒められる、仕事の失敗を励まされる 等、他にも例を挙げて行けばきりがありませんが、私の中では「教官と生徒との関係」=「上司と新社会人との関係」なのです。
要するに社会人になる前に教習所に通っておけば、お得な気がします。
だって免許も取れるし、社会人としての修行も積めるしで一石二鳥なわけですからね。
まあ残念ながら私は30歳を過ぎてから免許を取りましたが・・・